最終更新日:2023年06月30日
介護人材の育成
南種子町では、「高齢者もその家族も住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくり」を実現するための一環として、介護人材の育成に取り組みます。(令和4年度実績・・・22名受講修了)
※令和5年8月18日(金)に介護職員初任者研修募集を締め切りました。申込みありがとうございました。
介護職員初任者研修の開催について
介護人材育成の取組みとして、令和5年度も昨年度に続き、介護職員初任者研修を開催いたします。
また、この研修に参加する町民のうち研修課程のすべてを履修した方は、南種子町独自の助成制度により、受講料を全額助成します。
この研修は、町内の介護事業所で構成される「南種子町介護保険サービス事業推進協議会」が企画・運営し、県より指定を受けた(有)西日本ヘルパー養成事業が実施主体として講義を行います。
「介護の仕事をしてみたい」、「介護の技術を磨きたい」、「家族の介護に役立つ知識を得たい」など、介護について学びたい方々はぜひこの機会をご利用ください。
介護職員初任者研修とは
介護に携わる方が、業務を遂行する上で最低限の知識・技術とそれを実践する際の考え方のプロセスを身につけ、基本的な介護業務を行うことができるようにすることを目的として行われるもので、合計130時間の講義と演習を行います。過去には「ホームヘルパー2級」と呼ばれていたもので、修了することにより訪問介護員(ヘルパー)として働くことができます。
家族介護にも役立つ!
要介護の家族がおり、介護知識に不安がある、精神的にも肉体的にもきつい。そんな方も介護に関する専門知識が少しあるだけで、少し楽になることができるのではないでしょうか。また、長時間、同じ研修を受講する方々との交流により、介護について相談し合う仲間ができることでしょう。
研修科目と研修時間
1.職務の理解 | 6時間 |
2.介護における尊厳の保持・自立支援 | 9時間 |
3.介護の基本 | 6時間 |
4.介護・福祉サービスの理解と医療との連携 | 9時間 |
5.介護におけるコミュニケーション技術 | 6時間 |
6.老化の理解 | 6時間 |
7.認知症の理解 | 6時間 |
8.障害の理解 | 3時間 |
9.こころとからだのしくみと生活支援技術 | 75時間 |
10.振り返り | 4時間 |
合 計 | 130時間 |