最終更新日:2022年09月16日
南種子町ゼロカーボンシティ宣言
南種子町は、脱炭素社会の実現に向け、2050年までに温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指すことを表明しました。
ゼロカーボンシティとは?
近年、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの増加を要因とする地球温暖化の進行により、集中豪雨や大型台風などの自然災害が増加しています。今後、さらなる頻発化、激甚化が予想されており、環境に対する社会の意識や関心が高まる中で、脱炭素社会に向けた動きが加速しています。
2015年に合意された協定では、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2度より十分保つとともに、1.5度に抑える努力を追求すること」とされ、また、2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書においては、「気温上昇を2度よりリスクの低い1.5度に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすること(カーボンニュートラル※)が必要」とされています。
※ 二酸化炭素などの温室効果ガス - 森林などによる吸収量 = 実質ゼロ
環境省では、こうした目標の達成に向けて、「2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す首長自らが公表した自治体」を「ゼロカーボンシティ」として国内外に広く発信するとともに、全国の自治体へ表明を呼びかけています。