最終更新日:2024年10月04日
農業者年金について
農業者年金は、国民年金の第一号被保険者である農業者がより豊かな老後生活を過ごすことが出来るよう国民年金(基礎年金)に上乗せした公的な年金制度です。
農業者年金の特徴
農業従事者なら誰でも加入できます。
60歳未満の国民年金の第一号被保険者であって年間60日以上農業に従事するものであれば誰でも加入できます。
積立方式で安心した財政運営です。
積立方式で年金額は加入者・受給者数に左右されない、少子高齢時代に強い制度です。
保険料の手厚い国庫助成があります。
認定農業者等一定の要件を備えた意欲ある担い手に対して、保険料(月額2万円)の2割、3割又は、5割の政策支援(保険料の国庫助成)があります。
保険料は自由に選択できます。
月額20,000円から67,000円までご自身のライフプランに合わせて保険料を自由に選択できます。
税制面でも大きな優遇があります。
保険料の全額が社会保険料控除の税制優遇措置を受けられます。
支払われる年金にも公的年金控除が適応されます。
80歳までの保証がついた終身年金です。
年金は終身受給できます。加入者や受給者が80歳になる前に亡くなった場合は、80歳までに受け取ると仮定した金額を死亡一時金として遺族が受け取れます。
農業者年金へご加入をお考えの方へ
老後への備えは、万全ですか?
「夫婦2人の老後生活に必要な平均的な家計費は、現金支出で月額23万円です。」
農業者で世帯主が65歳以上の夫婦2人の生活費は、ライフスタイル、家族構成、資産の保有状況などによって異なりますが、平均的な家計費は、現金支出で月額23万円、年額272万円となっています。(農業経営動向統計:農水省調べ)
65歳の方は、平均的にみた場合、男性では約22年間(87歳まで)、女性では約27年間(92歳まで)の老後生活を送ることとなり、その間の生活資金を準備する必要があります。
国民年金だけで、十分ですか?
国民年金から支給される老齢基礎年金額をご存知ですか?
保険料を毎月欠かさず納めて、65歳から受給できる老齢基礎年金の額は、
- 年額 780,000円(1人) 1,560,000円(夫婦)
- 月額 65,000円(1人) 130,000円(夫婦)
になりますが、保険料の未納があった場合は、その分減額されます。
老後の生活を賄うための蓄えは、大丈夫ですか。
平均的な毎月の生活費として、夫婦で23万円が必要になりますが、このうち、130,000円を国民年金で賄うとして、残りの約10万円をどのように準備するのかが課題となります。
毎月130,000円は、年間では1,560,000円となり、65歳男性の平均的な老後の生活期間である22年間では、なんと、約3432万円になります。
更に、平均以上に長生きをした場合や予期せぬ病気に罹った場合には、この金額以上の準備が必要です。
そこで「農業者のための年金」を活用しませんか!
農業者年金は、日本農業の担い手である農業者の方々の、老後生活の安定を図ることなどを目的とした、農業者だけが加入できる「農業者のための年金」です。
農業者年金は、国民年金の第1号被保険者である農業者の皆様がより豊かな老後生活を過ごすことが出来るよう国民年金(基礎年金)に上乗せした任意加入の公的な年金制度です。
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問い合わせ先
南種子町農業委員会事務局 TEL:0997-26-1111 内線(301 302)